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李克強首相訪独 法輪功修煉者らが抗議

2013年05月28日

【新唐人2013年5月28日付ニュース】中国の李克強首相が25日ドイツの首都・ベルリンに到着し、26日にはメルケル首相と会見を行いました。会見が行われた首相官邸の前ではドイツ在住の法輪功学習者たちが静かな抗議活動を展開し、迫害の制止を呼び掛けました。

 

25日、李克強首相一行がチャーター機でベルリンに到着。26日昼、法輪功学習者らは中国大使館前で煉功を行い、静かな抗議活動を展開しました。各種横断幕を広げ、道行く人々に真相を伝えました。

 

午後3時、メルケル首相が首相官邸で李首相と会談を行いました。降り注ぐ雨の中、首相官邸の外では、やはり法輪功学習者らがしずかに抗議活動を行いました。

 

ここはドイツ国会広場です。正面はドイツ首相官邸です。本日 中国の李克強首相が就任後初のドイツ訪問を行い、メルケル首相と面会します。私の後ろでは法輪功修煉者らが法輪功問題への関心と迫害停止を呼びかけています。

 

呂開利さんは、中国遼寧省の馬三家教養院、大連教養院、関山(かんざん)教養院などに監禁され、未だに迫害を受けています。同じ労働教養所で迫害を受けたが友人が、迫害停止を呼び掛けます。

 

法輪功学習者

「彼は私の友人呂開利です。法輪功の修煉を理由にすでに10年以上監禁され、23種の酷刑を受けました。今 錦州刑務所で寝たきりになって、2年9ヶ月になります。家族と弁護士は1年半も面会が許されていません」

 

丁楽斌さんの母親・馬瑞梅は、真相を伝えるビラを配った事を理由に、不当に労働教養判決を受けています。丁さんはドイツ政府に母親の救出を呼びかけます。

 

法輪功修煉者 丁楽斌さん

「私は丁楽斌といいます。これは私の母親です。法輪功修煉を理由に山東省第一女子労働教養所に未だに監禁されています。この機会を借りてドイツ社会とドイツ政府に母親の救出と迫害の停止を呼びかけます」

 

馬さんの救出活動はドイツでますます注目され、複数の国会議員が中国大使館と山東省第一女子労働教養所に書簡を送り、馬さんの釈放を求めました。

 

平和的な抗議活動は27日、李克强首相の滞在するホテルの前でも行われました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/05/27/atext904423.html  (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/工)

 

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